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反魂丹伝説 体に魂を呼び戻す妙薬 HOMEへ戻る
看板商品:越中反魂丹 池田屋安兵衛商店の原点「反魂丹」
その昔、高度に発達した薬の知識と技術が中国大陸や朝鮮半島より伝来しました。そしてそれが日本古来の薬草と融合し、日本民族の気や体に合うような特有な薬を誕生させました。医学や薬学がまだ未開の時代にあって、反魂丹こそが、日本を代表する最初の和漢薬と言えましょう。池田屋はその伝統の確かさと信頼を今も受け継ぎ、未来に向かってよりよい和漢薬を創造して行きたいと考えています。
反魂丹の発祥伝説
■それは江戸城での小さな出来事だった
元禄3年(1690)、富山藩主前田正甫公が江戸城に参勤した時のことです。諸大名が居並ぶなかで、三春城主秋田河内守が突然腹痛を訴えられました。正甫公が印籠から反魂丹を取り出して勧めたところ、たちまち腹痛が治まったのです。あまりの薬効の早さに驚いたのが、その場にも居合わせた諸大名たち。「自領内で販売してもらえないだろうか」と申し入れが相次ぎました。他国との交流を嫌った藩政時代としては異例のこと。これが越中売薬の起源と言われています。

■「魂を呼び戻す」というので反魂丹
14世紀の初めごろ、松井源長という武士の母が重い病気にかかりました。いろいろ手を尽くしたものの、症状は悪化するばかり。あとは神仏に頼るしかないと、立山に登り一心に祈願しました。するとその夜の夢の中で阿弥陀如来から妙薬の作り方を授かったのです。
急ぎ帰ったものの、ひと足ちがいで母は亡くなっていました。嘆き悲しみながらも源長は薬を調合、母の口に注ぎました。するとどうでしょう。母は生き返り、病気も治っていました。阿弥陀如来に「まだ来るのは早い」と言われ、不動明王に「早く返れ」と背をたたかれたそうです。つまり「身体に魂を返してくれる薬」というのが反魂丹の名の由来です。(とやまの民話より)